美濃・紙の芸術村1997 2/3
- 2016年01月05日
- 歴史/History
◇◆ 美濃での思い出 ◆◇ ~ 一部アーティストより 1 ~
Herberth Bolaños Rivera (Costa Rica)
All my memory of experience in Mino is strongly connected with the kindness and
Thoughtfulness of all people I encountered during my stay in Mino.
First home stay with the traditional Japanese family, everyday they showed and demonstrated me many good aspects of Japanese living customes which were all totally new to me. Can’t forget Ohtaki sans beautiful cooking !!
All wonderful staffs of Mino washi kaikan, the place I learned everything of splendid of Minowashi. All technique and knowledge they taught me kept inspired me to develop my art works for so many years.
I will never forget all kindness and generousity they demonstrated during my stay in Mino.
Beautiful street and nature of Mino all in my mind.
美濃で出会った人々の優しさや心遣いが、ここでの思い出全てと深く結びついています。
ホームステイ先では、初めて”伝統的な日本の家庭”を体験し、そこで目にする生活の習わしは、どれも新鮮なものばかりでした。とりわけ大滝家の美しい料理は今も忘れられません!!
和紙を学んだ「和紙の里会館」のスタッフはみなさん素晴らしく、彼らから教わったことは長年に亘り私の作品作りに刺激を与え続け、成長させてくれました。
美濃の方々から受けた親切やご厚意は決して忘れません。あの美しい町並みと自然は、今も私の心の中にあります。
森 妙子(日本)
私が「紙の芸術村」第一期参加アーティストとして美濃に滞在したのは1997~98年、秋から冬にかけてのことでした。常盤町の朝日屋さんに住み、少し遅れて参加してきた ソフィー・メロン一家のホームステイ先となりました。
メロン家の息子、ノエとアルチュールは当時5才 と10才、3ヶ月間元気に美濃の学校に通いました。
ソフィーと2人で昼間は制作に励み、夜になると美濃 の皆さんが沢山訪れてくださって、賑やかで楽しい日々を送りました。
2人の子供達はすっかり成長して、今では立派な成人です。メロン一家が美濃を去る日、同級生達が全員で見送りに来てくれて、別れ際に流した感動の涙を忘れることができません。
美濃の皆さんには本当によくしていただいて感謝しています。美濃から私のアーティスト人生をスタートさせることができたと確信しています。